インフォメーション
創業100年への歩み
創業100年への歩み
明治43年に創業した「東あられ」は、震災や戦災を乗り越えて、
今は「東あられ本舗」となり、2010年には創業100年を迎えました。
ここでは、これまで先達が歩いてきた道を振り返り、
私達がつくりだすこれからの未来を見つめたいと思います。
炭・米問屋を営んでいた初代・小林桝恵美(こばやし ますえみ)が、取引先であったあられ・おかき業の「江戸あられ」の主人が関西に戻ることを期に機械・技術等を引き継ぎました。
そして、現本店所在地にてあられ・おかきの製造元、東京元祖「東あられ」を明治43年(1910年)に創業したのが、現在の「東あられ本鋪」の始まりです。
初代・小林桝恵美が、取引先より引き継いだ「江戸あられ」の更なる発展を期し、江戸を含む東(あずま/西の京都に対する東)として「東あられ」と命名しました。
新潟出身の米問屋を営む小林音蔵の長男として、明治19年に小林桝恵美は誕生しました。
父音蔵が病死後、苦労の末「炭・米問屋」を営み、取引先よりあられ・おかき業の「江戸あられ」を引き継ぎ、「東あられ」として名を改めて創業いたしました。
当店の商品「ますえみ焼き」は、創業者の名をもらいました。
画像をクリックすると大きいサイズで見ることが出来ます
- 明治43年
-
東京両国にて初代 小林桝恵美が創業。
…家内工業として始まる。
- 大正12年
9月 -
関東大震災にて灰燼に帰す。
…再び復興し再開する。
- 昭和16年
- 「米統制法」により一時休業。
- 昭和20年
3月 -
空襲により再び灰燼に帰す。
- 平成 3年
-
通信販売を開始。
…平成2年に搭載した全日空機内食がお客様の評判を呼び、「東一福」の商品名で通信販売を開始し大評判を得る。本店でも販売し地元のお客様のみならず、遠方からのお客様からもご好評を頂く。
- 平成17年
-
菊川駅前店開設。
…東あられ本鋪の初めての路面店として開店。地下鉄駅前及び大通り前の立地をいかし、本店にお越しになれないお客様にも足の弁の良い場所でございます。
営業方針の変更により百貨店売場を縮小。
- 平成18年
-
代表者に四代目小林正典就任。
揚げ饅頭「両国えどっこもん」発売。
- 平成22年
- おかげさまで創業100年を迎えました。
- 平成28年
-
すみだづくり北斎商店開店。
墨田区の職人による北斎に関する工芸品を展示販売。
- 平成29年
-
八千代工場直売店あられひろばリニューアルオープン
工場直売店ならではの限定品やあられ・せんべい以外の様々なお菓子をラインナップ。
- 令和3年
-
代表者に五代目小林宏太郎就任。
東京下町・両国に生まれ育った東あられ本鋪は、これからも、お客様にこの地でしか味わう事の出来ない商品を買う喜びと、それを差し上げる誇りを同時に満たして頂くことを目指します。
そして、私たちをお選びいただいたお客様に支えられていることに感謝し、そのかたがたに全てを満足して頂く事で恩返ししていきたいと願っております。
▲現在の八千代工場